ウッドデッキ製作について

春から、ウッドデッキの製作や補修のご依頼を何件か頂いております。

補修は、現在のウッドデッキの痛んだ床板の補修を、というのもでした。お見積りご相談に伺うと、使用している木材はツーバイフォー材をそのまま使用したもので、設置から3年程度で腐食が進んでいました。ホワイトウッドのツーバイフォー材はホームセンターでも安価に手に入るため気軽にご使用したそうですが、防腐塗料も塗っていなかったため、あっというまに腐食が進んでしまったようです。

大きな穴まで開いてしまってます。。危険。

ウエスタンレッドシダーの床材を用意します。ホームセンターで扱っていることもありますが、品質と量が安定しないため(価格も高いです)、ヨコカメ便利屋では本州の木材店から取り寄せています。

幅141mm、厚さ39mmです。2×6と呼ばれる規格です。

長さですが、木材はサイズが長いほど割高になります。また送料も高くなりますので、1.8mサイズ(6ft)をでの設計にしました。購入時の端部はキレイではないのでカット、設計に合わせて長さをカットします。

これに、防腐塗料を塗っていきます。

木材用防腐塗料は数多く種類がありますが、ウッドデッキは直接、頻繁に素肌にふれるものですので安全性、屋外で常に風雨と日光に晒される耐久性、そしてもちろん価格を考慮して、ヨコカメ便利屋ではキシラデコールをオススメしています。カラーバリエーションも豊富ですので、お客様のお好みに合わせてチョイスしていただきます。これは、ダークウォルナットです。

丁寧に2回塗布、布で拭いて余分な塗料を落とします。あとはお客様宅での施工になります。

古い床材をはがし、基礎部分はそのまま使い、新しく用意した床材を貼っていきます。

綺麗に仕上がりました。グラグラしていたフェンスも新設しました。

庭へ降りるステップも新設です。広くて素敵なウッドデッキですね!

続きまして、札幌市内のお客様。「広い庭が夏には雑草が伸び放題、小さいエリアからでも庭を使えるようにしていきたい」ということで、まずはウッドデッキを新設して、その周りから徐々にお手入れできる範囲を広げていかれてはと、ご提案させていただきました。

建物から庭へ出るドアのところにデッキを新設します。材料サイズとご予算を考慮して、幅3.6m、奥行1.8m(タタミ4枚分)の設計としました。

まずは基礎を作ります。ウッドデッキは基礎作りがなんといっても重要です。穴を掘り砂利を敷き固め、束石を設置、そこに支柱となるポスト材を設置します。

写真は途中ですが、真ん中にもう一列基礎が入ります。ここまで出来れば、あとは事前に調整・塗装済みの床材を丁寧に貼っていきます。使用するネジは、錆びに強いステンレスコースレッドです。

完成です!デッキの上でテーブルや椅子を並べたり、BBQも出来るサイズです。周りのお庭も、いろいろなお手入れのアイディアが広がりそうですね。

各種サイズや形状、ご予算、諸々承ります。ぜひご相談下さい!